2016年10月6日木曜日

【刷り方ポイント】おうちでTシャツを刷る

台風が通り過ぎて、天気予報にも晴れマークが増えてきました!
長い残暑もそろそろ終わり、来週くらいからはグッと秋らしく涼しくなりそうな気配ですが…
いやいや、まだまだTシャツ作りたいですよね?!?

食欲の秋、スポーツの秋、イベント盛りだくさんの秋!
イベント用のスタッフTシャツや、マラソンチームTシャツなどなど、お揃いのTシャツでチームの団結力UP!テンションUP!しませんか?
レトロ印刷JAMのスタッフも、イベントのときは専用Tシャツを自分たちで刷ってます♪
お揃いで着ていると、お客さんにも見つけてもらいやすいんですよね。

でもTシャツって、トートバッグなどと比べると大きくて、自宅で刷れるの?ちょっと大変そう~なんて思っていませんか?
今日は、ご自宅でも簡単にできる、Tシャツの刷り方をご紹介しますね。
















今回は、こんなデザインを刷ってみます!
カバさん似なシェフのいる、カバ食堂(架空)のスタッフTシャツです。
イベント出店のために、みんなでお揃いのスタッフTシャツを作るぞ~って感じでしょうか。

Illustratorで原稿作ってみましたが、Photoshopなど画像ソフトで作ったjpg画像や、手描きでもOKです。
白地に黒色で描いてあれば、それがもう原稿です。仕上りの原寸サイズで描いてね。
今回刷るのは、SURIMACCAのSサイズです。

では、さっそく刷ります!


















はい、その前に!
刷り始める前に、スムーズに刷るための下準備をしておきましょう。
面倒なようで、じつはこの後の工程がとっても楽になるんです。
まず、原稿を原寸サイズで紙にプリントします。
そのプリントをTシャツに重ねて、どのあたりに刷るのか位置を決めます。
決まったら、動かないようにマスキングテープで軽くとめておきましょう。


















その絵に合わせて、版を貼ったフレームを置いたら、
フレームを置く位置がわかるように、Tシャツにマスキングテープで角をマーキングします。
4つの角(対角線に2か所でもOK)にマーキングできたら、フレームを外します。


















貼った原稿のプリントを剥がしたら、準備完了。
Tシャツをたくさん刷るときは、準備しているTシャツ全部に同じように下準備しておきましょう。
こうすることで、「あーちょっと位置ズレたー!!斜めになったー!」なんてトラブルがなくなりますよー。
版にインクを乗せてしまうと、インクで位置がわかりにくくなっちゃうので、刷り始める前にしっかり決めておくのがコツです。

では、お待たせしました、刷りましょう~~!


















マスキングテープでマーキングした位置に合わせてフレームを置いて、デザインの上の余白部分にインクを置いて、


















版がズレないよう、しっかり押さえながら刷ります。
両手で刷った方が均等に力が入りやすいので、2人組で刷るとスムーズです!
お一人で作業される場合は、フレームを固定するホルダーがあると便利です。ホルダーについては、また後日ご紹介しますね。


















刷れたら、そっとフレームを持ち上げます。ドキドキ。


















できた~~~!
丁寧に準備した甲斐あって、位置もカンペキ!
これを繰り返して、必要枚数ドンドン刷りましょう。
あとは、インクが乾けば完成…なのですが、フレームのサイズを変えられるのが便利なSURIMACCA。
組み替えて、もう1柄刷っちゃいます?


















版に余ったインクはこそげ取ってインクボトルに戻し、汚れないよう気をつけながら版を剥がします。


















黄色いパーツを2つ外して、フレームを組み直します。
SURIMACCA専用の細長いXSサイズに変形!


















ちょっと横長サイズの柄を、背中にもワンポイント。


















完成~~~!
両面印刷なんて、本格的ですね!
スタッフみんなで着たら、イベントも盛り上がりそう!


















せっかくなので、剥がす前に巾着にも刷ったりして、簡単にお店のグッズもいっしょにできちゃいます!

いかがでしたか?とってもカンタンそうでしょう??
ぜひぜひオリジナルTシャツで、イベント盛りだくさんの秋を満喫してくださいね!
刷れたらぜひ「できたよー!」のお知らせもお待ちしています!!